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技術と政治について書いていきます

与えたい「安心感」という価値

 前回、情報のアクセシビリティへのチャレンジと、信頼関係のチャレンジを書きました。どちらかというと機能面の話が多くなったので今回は改めて、本事業・プロダクトを通じて、カスタマーに与えたい価値を感情面から整理しました。
 
 それは「安心感」です。
 
 ルールメイクする立場の人は、既得権と戦うので味方が必要という点が大前提として上げられます。政治家が全員とは言えないかもしれませんが、何らかの政策的チャレンジをすると、様々なステークホルダーと戦う必要がある為です。
 当初、この事業を考え始めた際には、まずそういったルールメイクする立場の人を支えたいという想いから始まっています。これは原点であり、今後も変わらない点になりますが、そういった方をイメージした時にどんな価値を提供したいかというと「安心感」というのがしっくり来るワードです。
 
 正確には「安心感を与える伴走型のプロダクト・サービスとなっており、どんなシーンにおいてもそのカスタマー目線での価値提供を行う。結果、ルールメイカーである政治家が政策実現までの長いプロセスを粘り強く進み続ける」というイメージです。それが実現できる機能であり、デザインであり、サポート体制を作りたいという事になります。
 
 上記でほぼ全てですが、背景の補足をします。政治家は基本的には党や会派がありながら、個人事業主であり1人です。そして選挙に落ちれればただの人になる点や、選挙もあるので周囲を信頼しづらい環境があります。また周囲からは「政治家」として常に見られる中で、スケジュールが次から次へと来る状況に対して応えていかなければいけない環境があります。
 
 政治家と一口にいっても様々なタイプがありますが、わたしが想定しているカスタマー像を考えると、上記がイメージとなります。
 
 
 日々忙しく孤独な面を抱えるカスタマーに対して、政策情報の提供を通じて、安心感を与え、結果、政策実現を支える、そんなプロダクト・サービス開発に携わりたい方、是非、お気軽にご連絡下さい!